福田恆存先生の御言葉


正字正假名遣ひの學習をする上で大切なこと
(「私の國語敎室」で知られる福田恆存先生のお言葉)

1.文字は決して發音をそのまま寫すものではなく、意味を寫すものである。

2.その觀點に立てば、舊カナづかひは決して習得に困難なものではない。

3.逆に表音主義は國語の音韻體系を根本から破壞するだらう。

4.狂言的なカナモジ、ローマ字論者が國語審議會を獨占して、國語を取り返しのつかぬ混亂に落としつつある。

福田恆存(ふくだ つねあり)先生

皇紀2572年(大正元年)8月25日に東京に生まれる。シェークスピアの戱曲を飜譯し、 また、保守派の論客として、戰後の國語改革に反對し、正字正假名遣ひ(正統表記) の正統性を唱へた。皇紀2654年(平成6年)11月20日死去。享年82歲。


inserted by FC2 system